スマートフォンの進化の変遷についてご紹介します。
スマートフォンは、iPhoneが登場したことによって多くの方にとって身近な存在となりましたが、それ以前にも魅力的なスマートフォンは日本国内に存在していました。
2004年には、日本国内において最初のスマートフォンといえるNOKIA 6630が発売されます。このNOKIA 6630によって、ビジネスマンの方以外でも普通にスマートフォンを所有することができるようになってきました。NOKIAのスマートフォンの特長は、ストレートタイプのスマートフォンでありながら、キーボードが付属しており、しっかりと文章を入力することができたところです。
携帯電話が一般の方に普及し始めたのは1990年代の後半です。携帯電話の桁数も11桁に増え、多くの方が携帯電話を所有するようになりました。その後、携帯電話でメールを送れるようになったり、写真を撮影することができる機種が登場したりなど、現在のスマートフォンの礎となるモデルが多く登場しました。サービス内容も充実しつつ、料金も徐々にリーズナブルになってきたこともあり、スマートフォンが普及する2010年代までは、多くの方がガラケーを所有するようになりました。 また、2005年にシャープが開発したW-ZEROS3は、一般の方でも多く所有していた人気のスマートフォンです。W-ZEROS3は、Windows Mobile搭載のスマートフォンで、音声通話機能の他にEメール送受信機能、ライトメール機能が備わっているPDAでした。
アメリカなど欧米諸国では、BlackBerryがシェアを伸ばし始め、2002年に発売されたBlackBerryでは、ウェブサイトの閲覧が可能となりました。日本の外資系企業に勤めているビジネスマンの間で一大ヒットとなりました。 このようにiPhoneが発売される以前から、日本国内では、スマートフォンの需要が多く見られ、すでにiPhoneを受け入れる土壌が出来上がっていたのです。